swallow-t’s blog

参加イベントや気になることなどを書いていきます。

APL対応スキルの作り方ハンズオン

Alexaスキル開発ハンズオン 〜APL対応スキルのつくりかた〜というイベントに参加してきました。 aajug.connpass.com

AAJUG関東のイベントで、Amazonさんの目黒オフィスにて実施されました。
講師はクラメソのせーのさん。

APLの説明

  Alexa Presentational Language(APL)はAlexaの画面表示用の機能。

特徴
  • DisplayTemplateよりも自由度が高い
  • タップアクション、スワイプなども可能
  • jsonで定義
  • GUIで設定できるオーサリングツールもあり
用語
  • APL Document:レイアウト定義(CSSに似ている)
  • APL Data:画面に表示する情報
  • APL Command:画面呼び出し

※「APL Document」で定義したレイアウトに「APL Data」をマッピングして
 「APL Command」で呼び出すイメージ

ハンズオン内容

以下の4STEPに分けてAPLの使い方を学びました。

 STEP1:Alexa-hostedで対話型スキルを作成
 STEP2:APLの有効化とAPLdocumentの呼び出し
 STEP3:動的なAPLページの呼び出し
 STEP4:スライドショー表示の追加

ハンズオン用のコードが用意され、ほぼコピペで出来る状態でしたが、終わったあとのコード詳説が秀逸でした。 「画面表示の場合、声より遅れる場合があるので、一旦表示させてAlexa側にキャッシュさせる」
「または幅0でいったん読み込んでおいてから表示させる」
などの上級者テクニックも教えていただきました。

感想

講師の方の大変わかりやすい説明と、サポートスタッフの手厚いサポートで、
2時間という時間でしたが、APLについてかなり理解できたと思います。
画面用Alexaスキル開発は、今までなかなか手を出せていなかったのですが、
APLを使用すると、かなり簡単にいろいろなことが実現できそうだと感じました。
APLのオーサリングツールでGUIjsonが作成できたり、hostedスキルでAWSアカウントが不要になったり、
プログラマーでなくてもAlexaスキル開発が手軽に取り組める環境が充実してきているようです。